『ランナウェイ−逃亡者−』

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今日は、来週10月5日公開のアメリカ映画

ランナウェイ−逃亡者−』をご紹介します!

〜STORY〜

1969年、「ウェザーマン」と名乗る過激派グループがベトナム戦争反対を訴え連続爆破事件を起こすが、事件後、グループは忽然と姿を消す。それから30年後、元メンバーの1人が逮捕されたことをきっかけに、新聞記者のベンは再び注目を浴びたその事件の真相を追う。ベン(シャイア・ラブーフ)はやがて、模範的なアメリカ市民で弁護士のジム(ロバート・レッドフォード)という男の存在にたどり着く。危険を察知したジムは偽りの生活を捨てて逃亡を開始し、ベンとFBIはジムを追跡するが……。

本作は、実在の過激はグループにインスパイアされた

サスペンスフルな社会派ドラマ。

1960年代後半から1970年にかけて過激な反戦運動を行なった

実在の団体、ウェザーマンの歴史とその後遺症を元に描かれています。

原作は、慎重なリサーチを重ねて書かれたニール・ゴードンによる

2003年出版の小説。

そのストーリーが持つドラマティックな展開がレッドフォードを

引きつけたきっかけだったと言われています。

レッドフォードは

「いいストーリーだと思った。僕たちにアメリカの歴史の一部である

出来事を掘り下げて見るチャンスを与えてくれる」

と語る。

名優ロバート・レッドフォードが主演を兼任して

「大いなる陰謀」以来5年ぶりに監督を務めた渾身の一作。

“人間”と“社会”にこだわるレッッドフォードの映画作りの姿勢が

伝わってきます。

人は過去の苦しみとどう向き合って生きていくのか?

人はそのことによって変わるのか?それとも変わらないのか?

スピード感のあるサスペンスフルな本作。

私個人的には

主人公、ベン・シェパードを演じる 俳優シャイア・ラブーフと

ベンの上司を演じる スタンリー・トゥッチの演技に注目です☆

【作品情報】
原題:The Company You Keep
製作年:2012年
製作国:アメリカ
配給:ショウゲート
上映時間:122分