先日、マウスウォッシュで有名なジョンソン&ジョンソン様のオフィスへお伺いし
マウスウォッシュについていろいろお勉強してきました!
最初に、オーラルケアブランド『リステリン』マーケティング部の井手さんから
「オーラルケアの大切さ」についてレクチャーしていただきました。
井手さんは薬剤師さんでもあり、たくさんの学会などにも参加されている
まさに“オーラルケアのエキスパート”な方です。
「話す」「食べる」「笑う」など口元は人が生活する上でとても重要なパーツ。
虫歯にならないように毎日しっかり歯磨きしている人も多いと思います。
しかし、その反面、歯だけではなく、歯ぐきや唾液のことまで
ケアできている人が少ないのも実情です。
厚生労働省が「80歳になっても20本は自分の歯で!」をスローガンに
『8020運動』という啓もう活動をここ15年ほど力を入れているようですが
調査してみると、現実は平均10本しか残っていないそうです。
井手さん曰く、
「唾液の分泌量が低下し、口の中が乾燥する病気“ドライマウス”が
最近流行っていますが、唾液と歯周病には重要な関係性があります。
唾液が少ないと歯周病になりやすいです。
そして、初期の歯周病は痛みなどと伴わない場合が多く
気づいたらかなり進行していた……なんて人が多いんですよ」
井手さんは優しい笑顔で話を続けてくださいます。
「あと、特に気を付けて欲しいのは妊婦さん。
歯周病菌の影響で早産や低体重児が生まれる可能性が高まってしまうんです」
歯周病や虫歯などの原因となる“バイオフィルム”は
たくさんの最近が集団となっていて、バイオフィルムの細菌が放出する毒素が
子宮の収縮に関わる炎症反応物質プロスタグランジンを作り出すことで
早産を引き起こすことが様々な研究・調査から分かっています。
実際に、妊娠中にバイオフィルムコントロールをしたら
早産や低体重児出産のリスクが低下したという研究データも報告されています。
でも、最近は目に見えないので「一体“バイオフィルム”って何?」と思いますよね。
そこで井手さんが身近あるいろいろなバイオフィルムを教えてくれました。
*排水口のヌメヌメ
*川の石の上のぬるぬる
*花を1週間活けておいた花瓶の内部
*数日経過した浴槽の表面
などなど……。
そのヌメヌメしたものと、歯にくっつく歯垢(プラーク)が
同じものなのかと思うと、想像するだけでちょっと怖くなりました。
そして、歯ブラシでお口のどの程度の範囲を綺麗にできるのかというと
何と約25%しか歯ブラシが届いていないそうです!
口の中は入り組んだ構造になっているので、一生懸命歯ブラシで磨いても
表面積の約75%は歯ブラシが届いていないのが現実……。
これはもう、マウスウォッシュ無しでは生活できなくなりそうです。
『リステリン』では、剛力彩芽さんと高橋大輔さんをCMキャラクターに起用し
「21日間チャレンジ」を展開中。
21日間使ってみると、効果をさらに実感できるとのことなので、
私も実際に挑戦してみることにしました!
今回、オーラルケアについていろいろとお話を伺ったので
そのお話と共に、21日間チャレンジの様子を随時レポートしていきます☆