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ロイヤルベビー誕生で沸くイギリスから届いた作品、
10月18日公開の話題作『Diana(ダイアナ)』を観てきました!
~STORY~
1995年、夫と別居して3年、ダイアナ(ナオミ・ワッツ)は、ふたりの王子とも離れ、さびしい暮らしを送っていた。
そんなある日、心臓外科医のハスナット・カーンと出逢い、心から尊敬できる男性にやっと巡り逢えたと確信する。BBCのインタビュー番組に出演して別居の真相を告白、“人々の心の王妃”になりたいと語って身内から非難された時も、ハスナットだけは「これで、君は自由だ」と励ましてくれた。
それから1年、離婚したダイアナは、地雷廃絶運動などの人道支援活動で、世界を飛び回る。自分の弱さを知るからこそ弱者の心を理解できるダイアナは人々を癒し、政治をも動かす力を持ち始めていた。
一方、永遠の誓いを交わしたハスナットとの愛は、ゴシップ紙に書きたてられ、彼の一族からも反対される。ダイアナはドディ・アルファイドとの新しい関係に踏み出すのだが…。
しかし、その瞬間は刻一刻と近づいていた。最後まで彼女が求めていたのは―?
予告編はこちら↓↓↓
1997年8月、交通事故により36歳の若さでドラマティックな人生に幕を閉じた
ダイアナ元英皇太子妃の半生を、2度のアカデミー賞ノミネートを誇る
実力派女優ナオミ・ワッツ主演で映画化した作品。
20歳でチャールズ皇太子とロイヤルウェディング。その後ふたりの王子を出産し、
幸せの絶頂を迎えるはずが、夫の不倫や王室との確執、マスコミとの攻防で
傷つき疲れ果て、シンデレラストーリーは終わりを告げます。
絶望を抱えた日々。そんな中、人命救助に打ちこむ心臓外科医ハスナット・カーンとの
出会いを経て、世界を変えようと地雷廃絶運動などに熱心に取り組んでいくダイアナ。
そんな王室を離れたダイアナがひとりの女性として自立していく姿を、
『ヒトラー 最期の12日間』のオリバー・ヒルシュビーゲル監督がメガホンを取り、
制作された作品です。
衣装として、クリスチャン・ディオールや、ショパール、トッズ、ヴェルサーチなど
ダイアナのお気に入りのトップブランドが全面協力。
王室が撮影を許可したケンジントン宮殿の貴重な映像もポイントです。
ひとりの人間として、ひとりの女性として自立していく姿を描かれていますが
ダイアナ自身、“周囲のイメージによって作られたダイアナ”と
“実際のダイアナ”のギャップに悩まされていたんだな、と痛感しました。
36歳という若さで人生の幕を閉じたダイアナ。
最後の最後まで“私らしさ”にこだわり、戦い続けたダイアナ。
思い描いていた人生とどれくらいかけ離れたものだったんだろう?
最終的に添い遂げることはできなかったけど
最後に“運命の人”との出逢いがあって、幸せだったのか?
同年代の女性といて、考えさせられる部分が多い作品でした。
衣装や美術が素晴らしいので、そういった面でも楽しめますし
恋や仕事に、人間関係に悩んでいる方は、ぜひ観ていただきたいです☆
【作品情報】
原題:Diana
製作年:2013年
製作国:イギリス
配給:ギャガ
上映時間:113分
公開日:2013年10月18日