(C)2011 DEUTSCHFILM / CUCKOO CLOCK ENTERTAINMENT / SENATOR FILM PRODUKTION
先日『コッホ先生と僕らの革命』の試写会へお邪魔してきました!
~STORY~
第1次大戦前、反英感情の高まる帝国主義ドイツに、初の英語教師としてイギリスからコンラート・コッホが赴任してくる。コッホは、イギリスや英語に対する偏見を植えつけられていた生徒たちの心を開かせるため、授業にサッカーを取り入れるが、イギリス発祥のサッカーは反社会的なスポーツだと非難される。しかし、子どもたちは次第にサッカーの虜になっていき、抑圧されていた自立心を取り戻していく。
ドイツサッカー界の父と言われるコンラート・コッホの実話を映画化した
ヒューマンドラマです。
イギリスで確立されたサッカーは、帝国主義下にあったドイツでは
反英感情が高まりの影響で反社会的なものの象徴であり、
周囲の教育者から、かなりの反発を受けるのですが
英語教師として赴任したコッホは、授業の一環としてサッカーを教え、
サッカーを通して、子どもたちはフェアプレーとスポーツマンシップの精神を学び、
それまで抱えていた階級や国籍に対する偏見が少しずつ薄れていきます。
子どもたちに伝えたかった「フェアプレーとスポーツマンシップの精神」が
徐々に子どもたちに理解され、それが大きなムーブメントになっていく。
その過程は男性のみならず、女性の心にもジーンとくるものがあると思います。
映画を見る前に公式ホームページの「映画を観る前に」のコーナーを
読んで事前学習していくと、よりストーリーが分かりやすいかも?!
ぜひ劇場でご覧ください☆
【作品情報】
製作国:ドイツ
日本公開:2012年9月15日より TOHOシネマズ シャンテ ほか全国にてロードショー
上映時間:1時間54分
配給:GAGA