昨年、試写会で観た映画『キツツキと雨』。
〜STORY〜
とあるのどかな山村に、ある日突然、ゾンビ映画の撮影隊がやってくる。ひょんなことから撮影を手伝うことになった60歳の木こりの克彦と、その気弱さゆえにスタッフをまとめられず狼狽する25歳の新人監督・幸一は、互いに影響を与えあい、次第に変化をもたらしていく。そして、そんな2人の交流が村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出していく。
小栗旬演じる若手映画監督・田辺幸一。
何とも頼りない映画監督がゾンビ映画を撮影するという設定が面白い。
そして、役所広司演じる木こりの岸克彦。
堅物キャラの木こりが映画撮影という未知の世界と出会うことで
徐々に映画を作るという『夢』に映画監督以上にのめり込んでいく
プロセスも面白く描かれています。
新しい出来事や人との出会いは人生を変える。
そんなことを感じさせてくれる作品です。
【公開情報】
2012年2月11日 ロードショー