先日、4月19日公開の映画『カルテット!人生のオペラハウス』の
試写会へお伺いしてきました。
~STORY~
第一線を退いた音楽家たちが生活している「ビーチャム・ハウス」では、経営難のホーム存続を懸けてコンサートの準備に追われていた。そこで余生を過ごすレジー(トム・コートネイ)、シシー(ポーリーン・コリンズ)、ウィルフ(ビリー・コノリー)たちのもとに、かつてのカルテット仲間だったものの確執を残して去っていったプリマドンナのジーン(マギー・スミス)が入居する。コンサートを控えたメンバーは、疎遠だった彼女との再会に当惑するが……。
(C) Headline Pictures (Quartet) Limited and the British Broadcasting Corporation 2012
この作品は俳優として有名なダスティン・ホフマン、初監督作品。
老人ホームで暮らす元音楽家たちが、ホームの存続のために復活コンサートに
挑む姿を描いています。
出演には、2度のオスカー受賞を誇るマギー・スミスをはじめ、トム・コートネイ、
ビリー・コノリー、ポーリーン・コリンズらイギリスを代表する名優が集結。
ジュゼッペ・ヴェルディ、ヨハン・セバスチャン・バッハなどの名曲に乗せてつづられる
笑いと涙の人生賛歌に心温まります。
主人公のレジー(トム・コートネイ)とウィルフ(ビリー・コノリー)は昔夫婦だったという設定。
ウィルフは音楽家が集める老人ホームで、
残りの人生をゆったりのんびりと温和に過ごすはずだったのに
ある日突然、元妻であるレジーが同じ老人ホームに入居してきます。
二人の別れの原因はレジ―の浮気だったので、
彼女がホームに入居してくると知った時、彼は激しく動揺し、
その後も彼女を拒絶し、避け続けるのですが
ホームでの様々な事件(出来事)を通じて、二人の間にあった
蟠りのようなものが、次第に解け、最後は・・・。
人生は自分の思い通りに進まないこともあるけれど
様々な経験と、仲間によって素晴らしく展開していく。
そんなことを感じさせてくれる作品でした。
【詳細情報】
英題:QUARTET
製作年:2012年
製作国:イギリス
日本公開:2013年4月19日(TOHOシネマズ シャンテ ほか)
上映時間:1時間39分
配給:ギャガ