昨年は、縁あってたくさんの映画の試写会へお招きいただきました。
年末に観た映画の中で印象に残っている作品をご紹介します。
『ヤング≒アダルト』
~STORY~
ひとり暮らしの狭い部屋で、目覚めるなりペットボトルのコーラをガブ飲みする37歳の女、ビス・ゲイリー(シャーリーズ・セロン)。愛犬にドッグフードを与え、仕事に取り掛かる彼女は、自称作家、実はゴーストライター。執筆中のヤングアダルトシリーズは、人気が落ちて間もなく終了、新作の予定もない。そんな中、生まれたばかりの赤ん坊の写真が届く。高校時代に付き合っていたバディ・スライド(パトリック・ウィルソン)と、彼の妻ベス(エリザベス・リーサー)の幸せいっぱいの案内状がメイビスを苛立たせた。そこでバディと再び恋におちて、輝かしい青春時代を取り戻そうと考えたのだ。招待されたメイビスは、自信満々でバディの家へと乗り込んでいくのだが──。
大人になりきれない30代女性が、元彼とよりを戻すために訪れた故郷で
騒動を起こす、ドタバタ劇でありながら、
同世代の女性として妙に納得・共感してしまうシーンも多く…。
30代って傍から見れば立派なオトナだからし、オトナらしく振舞うけど
ココロの片隅に「オトナ」になりきれない部分を持っているのでは?
「子どものようなココロを巧く解き放つことも大切なんだ」と感じた作品でした。
主演はシャーリーズ・セロン。
第69回ゴールデングローブ賞・ミュージカル・コメディ部門主演女優賞に
ノミネートされたそうです。
今週末に授賞式があるようなので要チェック☆
【公開情報】
『ヤング≒アダルト』
2012年2月25日より TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開