最低な男が、最高の未来を創った。-『Steve Jobs』

Poster2

(C)2013 The Jobs Film,LLC.

2011年、急逝したアップルの創設者、スティーブ・ジョブズ。

彼の人生を描いた作品『Steve Jobs』をひと足お先に観て来ました☆

〜STORY〜

誇らしげにiPodを紹介するスティーブ・ジョブス(アシュトン・カッチャー)。2001年、アップルコンピューター社の社内ミーティングで、ジョブスは社員から喝采を浴びる。
だが、ここまで来るには、厳しく険しく、それでいてワクワクする、長い道のりがあった。
なぜ、ワガママで傲慢な嫌われ者が、世界中から愛される未来を創り出すことが出来たのかー。誰もが知る天才の、誰も知らない真実。没後初、待望の初映画化。

今や、iPhoneの新モデルが発売される度に

驚異的な販売台数をたたき出すApple。

私も、大のAppleファンで、iPhoneが日本に上陸した日に

iPhone3Gを並んで購入したほど。笑

この作品は、天才と称されながらも56歳という若さでこの世を去った

スティーブ・ジョブスの人生が見事に描かれています。

1976年、変わり者の友人たちと実家のガレージから始めた

アップルコンピューターは、わずか4年で株式を上場。

ジョブスは莫大な富と名声を手に入れる。

その一方で、完璧主義による独裁的な経営で、孤立していく。

会社を設立してからも、会社が大きくなっても

ジョブスのポリシーは揺らぐことはなかったのです。

ジョブスがCEO退任を表明する少し前から、

本作の脚本執筆のために緻密なリサーチがされていたというだけあり

今まで誰も知らなかった真実を、見事に描いています。

「まだ世界で、誰も観たことのない物を創りたい」

「小さくても記憶に残るものを作るんだ」

この一念だけで突き進み続けたジョブス。

そんな彼は、世界を面白くする方法を知っていた人間なのかもしれません。

人々を惹き付けて止まない生き様をぜひ映画館で☆

【作品情報】
原題:Jobs
製作年:2013年
製作国:日本
配給:ギャガ
上映時間:127分
公開日:2013年11月1日 毎月1日は『映画の日』!